WordPress5.8 が7/20にリリースされる予定です。
この5.8対応についてはすでにある程度進めてはいますが、最も大きな変更点である『ブロックベースの新ウィジェット機能』(以下、「ブロックウィジェット」)についてどういう対応を進めるか、SWELLの方針をお伝えしておきます。
結論としましては、
しばらくの間、ブロックウィジェットは強制オフにして様子見しようと思います。
なぜオフにするのか
これは僕の感想でしかないですが、5.8でリリースされるブロックウィジェットはまだ使えるようなものに仕上がっていないと感じているからです。
5.5で実装予定だったものがどんどん先延ばしされてきて今回やっと実装されるとのことで、個人的にはめちゃくちゃ楽しみにしていた待望の機能だったのですが、その分失望が大きかったです…。
色々と問題点を挙げるとキリがないのですが、以下のissueを読んでいただくのが一番良いかと思います。
- 従来のウィジェット構造(タイトル部分)をブロックで再現できない
- にも関わらず中途半端に従来の構造に合わせようとして何故か全ブロックが無理やりdivでラップされる
という矛盾状態の謎仕様になっていて、
「そのことについては確かによく考えないといけないことは理解したが、とりあえず5.8をリリースしてから考える」というのが開発チームからの回答です。
「重要な部分の仕様について後で改めて考える」ということはつまり、
ということなんですよね。
そんなの僕も地獄ですし、ユーザーさんもウィジェットの再配置などが必要になる恐れがあります。
また、
5.8時点のブロックウィジェットで無理やり辻褄合わせをしたところで、結局、従来のウジェット機能のままの方が使いやすい。
と感じています。(もともとSWELLではブログパーツ機能があってウィジェットエリアでブロックを利用できる状態なので…。)
その他、ざっと触った感じバグがかなり多い印象だったので、5.8時点ではとりあえず様子見をしようという結論に至りました。
一応、「ブロックウィジェット自体を普通に使えるようにする」くらいの最低限の対応は行なっています。
フックを書ける人は無理やりオンにして使っていただくことも可能です。
※ 自己責任でお願いします…!